商品一覧   くらしのお気に入り フォルミガ工房TOP   おしゃれ  おもちゃ、文房具、本  アンティーク  ご注文の手引き



oficinaformiga
 

   

 ◆フォルミガ工房プロフィール
フォルミガ工房
 
ポルトガル中部地方のアヴェイロ近郊の小さな町に
フォルミガ工房はあります。
三人の職人が昔ながらの技術で焼き物を作る
小さな小さな工房です。




 ◆ベースになる陶器が出来るまで     
ポルトガル,陶器   フォルミガ工房の、絵付け前のベースになる陶器は2つの技法で作られています。
ひとつは、ポルトガル産の粘土を泥状にしたものを型に流し込んで固め、乾燥させた後に焼成する「鋳込み」という技法。ジョッキやボウルなどに使います。
もうひとつ、ディナープレートなどの平たいものは、粘土を型に挟んでプレス機にかけて成型し、乾燥させてから焼成する技法です。

フォルミガ工房では、身内の小さな工場で作られた焼き物を使います。
ここで作られたものを工房へ運び、絵付けの作業に入ります。
作品の全てが自分たちの目の届くところで作られています。





  ◆絵付けから焼成まで
ポルトガル,ステンシル,焼き物,食器
 フォルミガ工房は絵付けに「ステンシル」という技法を使うことが
いちばんの特徴です。
ステンシルとは、紙に模様を切り抜いて型を作り染料を塗る技法です。
色の数だけ型が必要になります。
 
ポルトガル,焼き物,ステンシル,タイル
ポルトガル陶器の伝承につとめるフォルミガ工房は 
代々の職人から受け継いだ
50年以上も前に作られた古い紙の型も使います。
古い型紙には本や雑誌の紙が使われている物もあります。

19世紀末から20世紀前半の
古くから伝わるデザインの数々は
ポルトガルの人々に愛され続けてきたのものです。
 
ポルトガル,陶器,食器,フォルミガ,お皿,アンドリーニャ
 ステンシルで絵付けされたディナープレート。
 
ポルトガル,恋人,ハンカチ,食器
 工房ではフリーハンドで描かれた作品も作っています。
こちらはポルトガルの伝統工芸の刺しゅうの図柄を
ディナープレートにデザインしました。
 
ポルトガル,工房
全てが手作業ですので大量生産ができません。
ポルトガルでも限られたお店でしか販売されていません。 
 
ポルトガル,焼き物,工房
 絵付けが終わったら釉薬をかけます。
 
ポルトガル,焼き物,工房
 窯入もひとつずつ慎重に。
 
ポルトガル,陶器,窯
 約1020度の窯で焼かれたら出来上がりです。









ポルトガルの小さな工房で作られる陶器の多くは
ほとんどの工程が昔ながらの手作業です。
その為、全ての製品のサイズや形がピッタリ同じに揃うことは不可能です。
また、同じ絵柄でもそれぞれ濃淡や刷毛目に違いがあり、
染料の小さな飛び散りのある物もあります。

また、時間の経過とともに、
表面にひびが入る物もありますが
これは貫入という温度変化によって起こる現象で、
ご使用には差し支えありません。

ポルトガルでは、これらの個体差や現象があることは当然であり
製品としての基準は満たしているとされます。
当店で販売する製品につきましても
輸送中の破損や明らかな欠陥品以外は基準を満たしているとみなします。
また、商品を複数ご注文頂いた際に、
同じような色の濃さや刷毛目の商品を揃えて発送することは出来ません。


ポルトガルで流通するアンティーク品にも
貫入や、染料の滲みや形のゆがみは普通に見られます。
フォルミガ工房の陶器は
農民の間で使われてきた素朴な民芸にルーツがあります。
これらの特徴をご理解頂き
ポルトガル陶器の味わいとしてお楽しみください。
 
 ◆製品にみられる特徴
染料に気泡が入ることがあります。
 
 染料に滲みの部分がある物もあります。
 
 ボーダーのラインがゆがみやすく、滲む場合もあります。
 
 染付のときに型がずれて色が重なっている物もあります。
 
 鉛筆の先で突いたような黒い跡がついている物があります。
 
 ラインが真っ直ぐでない物もあります。
 
プレートの裏には釉薬をかける際に使う金具の跡が必ずつきます。 
 
 
 マグカップは内側の部分にへこみがあります。



これらの特徴をご理解の上ご購入ください。



 陶器の特徴 ◆土の密度が低いため、磁器に比べて強度は低いです。
「鋳込み」で作られた陶器(ボウルやジョッキなど)は、使い始めに水分を吸収したり、陶器の地肌の色が白からクリーム色へと変化することがあります。
「貫入(※)」のでる物もありますが、ご使用に差し支えはございません。革製品のように、毎日使うことによって『味わい』が出る物とご理解ください。

※貫入=素地と釉薬の収縮の差によって釉薬部分にできるひび
 お手入れ方法 ◆手洗いをおすすめします。
クレンザーや金属製のたわしなどのご使用は避けてください。
食洗機は食器が欠けたり絵柄がこすれたりする場合があります
 耐熱温度  ◆-20℃~120℃
急激な温度変化は避けて下さい。特にチョコレートなど油分の多いものを入れて電子レンジにかけることは破損の原因となる場合があります。
 調理機器 ◆電子レンジ=使用可
◆オーブン=上記耐熱温度を超える高温でのご使用は避けて下さい。
◆直火=不可
 安全性  ◆全商品、日本の厚生労働大臣の登録検査機関による鉛とカドミウムの検査に合格しております