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   <Pousada da Rainha Santa Isabel (Estremoz)>

Estremoz エストレモスは、アレンテージョ地方で最も見事な城塞都市と言われています。その城塞都市の
中心が「上の町」の頂きに建つ、13世紀にディニス王がイザベル王妃のために建てたエストレモス城です。
敬虔なカトリック教徒で貧者や病人を助け、後に聖人として認定された聖イザベル王妃(コインブラの守護
聖人でもあります)は、このエストレモスで亡くなったそうです。
そんな歴史あるお城が、今ではPousada Rainha Santa Isabel ポザーダ・ダ・ライーニャ・サンタ・イザベル
として泊まる事が出来ます。ポルトガル各地にあるポザーダの中でも、豪華なポザーダとして人気の高い
ポザーダです。13世紀に建てられたお城は1698年に主塔のトレス・コロアス塔を残して崩壊しましたが、この
塔は今でもポザーダのシンボルになっています。しかし残念ながらこの塔は、現在(2012年)工事中で緑の網
で覆われており、主塔にも登れなかったのが残念・・・。

今回ケ組は、憧れのポザーダだったのでスイートを予約♪楽しみにしていました。フロントから入り口方向に
戻り、吹き抜けのアズレージョが美しい階段を登ります。客室へと続く廊下には、絵画や彫刻等の調度品が
沢山並べられており、廊下を歩くのも楽しいですね。可愛らしい大きな時計や、揺りかごなんかも並べられて
いました。お部屋の番号は「ドン・ジョアン4世」。どうせならイザベル王妃の名前が良かったのに。部屋を入ると、
右手はダイニングルーム、中央がバス、左手に寝室。部屋が少々狭く、歴史ある建物なので壁や天井は少々
年季の入った様子が見られますが、ベッドの天蓋、ダイニングルームの絵画や家具等が良い雰囲気。現代風
に改築されたバスやTV等の施設も揃っています。

今回夕食は外で食べたのですが、朝食は同じ会場。この部屋が縦に長い作りで、先頭のテーブルは霞んで
見えます(大げさ)。まさに晩餐会会場と言う感じ。王様はどんな食事をしたのでしょうね。末席で良いので招待
に預かりたかったもんです。

そうそう、朝食前に眺めたアレンテージョの朝焼けは、それはそれは見事でした。朝日のやさしい光、丘の上に
建つポザーダの眼下には朝もやが雲海の様に広がり、遠くにはエヴォラモンテの特徴的なお城が、それこそ
海に浮かぶ島の様に見えました。心残りはやはり塔・・・。また行くか!

Torre das Tres Coroas トレス・コロアス塔 ポザーダ・ダ・ライーニャ・サンタ・イザベル Pousada Rainha Santa Isabel サンタ・イザベル王妃の伝説の地
ポザーダの主塔
(現在工事中)
ポルトガルで人気
のポザーダ
アズレージョが
美しい階段を登る
廊下を進みます。
どんな部屋なんだろう?
ポルトガル旅行記:Estoremoz エストレモス ディニス王とイザベル王妃が暮らした城 ポルトガルの伝説:薔薇の奇跡(エストレモス) ポルトガルブログ:Ola! Portugal与茂駄とれしゅ
 廊下にも美しい
調度品が沢山
 美人さん  スイートルーム  どんな部屋でしょう♪

13世紀の古城を改築した国営ホテルポザーダ エストレモスのポザーダのスイートルーム 近郊のアライオロスは手織り絨毯が有名
くつろぎの間 お休みの間 カーペットも可愛い
エストレモス陶器:土人形、素焼きの壺 Castelo de Estoremoz エストレモス城 エストレモスは大理石の産地
豪華〜 夕暮れのポザーダ アレンテージョの朝
アフォンソ4世、ペドロ王、フェルナンド王の時代のお城 アレンテージョ地方で最も見事な城塞都市:エストレモス ヴァスコ・ダ・ガマがマヌエル1世に謁見した地 ポルトガルで最も美しいと評判のポザーダ
ロビー ケさん
お誕生日会会場
面白時計 殿方はこちら。
トイレ入り口です。
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さらに・・・Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から、
 ・ポザーダの朝食:ポザーダ・ダ・ライーニャ・サンタ・イザベル ←豪華な朝食会場での優雅な朝食を満喫

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