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   <Museu da Carris リスボンの市電博物館>

<リスボン市電博物館:第二展示場>
第二展示場は大きなガレージの様な建物。レトロ車両を運転して来た係員さんがガレージのドアの鍵を開けて案内してくれます。
このガレージには、カリス社が創業した1873年当時の馬車鉄道時代の車両から今も現役の車両まで、これまでリスボンの街を
走って来たリスボン市電やバスの実車が、手入れの行き届いたピカピカの状態で10数台も展示されています。どれも状態が
非常に良く、今直ぐにでもこの車両基地を出て現役で働けそうな状態です。こんな場所で余生を過ごしている爺さん車両達は
幸せなんでしょうね。さらに何台かの車両は実際に乗る事も出来ます。リスボン市電好きのケ、た・楽しすぎる♪♪ 

<Electrico 路面電車>
今現役でリスボンの街を走っている市電も、小さくて可愛らしい姿なのですが、昔の車両もレトロな雰囲気で良いですね。
この車両達も改修して走らせたら観光客に大人気になりそう!トレーラタイプの市電(下のAtlelado No. 101号車)は見た事が
無いのですが、ポルトガルのサイトでリスボン市電の画像を検索すると、他の路面電車に連結し牽引されたこの車両も出てくる
ので、そんなのを探すのも面白いです。

この歴代のリスボン市電のうち、2台が高知県の土佐電鉄に嫁入りして、つい最近まで日本で走っていたのをご存じですか?
この2台と同型の車両(PINGO DOCE カラーの910号、コカコーラ カラーの533号が嫁入り)も展示され、車両の案内板には、
しっかり「日本の高知県に売却された」と記載されています。コカコーラ・カラーの533号車は、引退して今は愛媛県で隠居生活を
送っています。(Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ:リスボン市電、日本を走る ←533爺さんに会いに行って来ました)
アメリカーノと呼ばれる馬車鉄道時代の車両 リスボン市電 No.283(283〜322)型 25馬力、48人乗り リスボン市電 No.444(401〜474)型 Sao Luisの愛称で人気
 ・Carro "Americano"
 ・1873〜1901
 ・創業時は馬2頭だての馬車鉄道
 ・電化された1901年まで活躍 
 ・Electrico No. 283
 ・1902〜1950’s
 ・初めて電化された車両
 ・オープンデッキが素敵
 ・Electrico No. 444(奥はNo.330)
 ・1902〜1952
 ・クローズデッキが登場
 ・快適さで75台造られた人気車両
リスボン市電 No.330(323〜342)型 リスボン市電 No.506型 リスボン市電 No.904(901〜910)型 土佐電鉄に嫁入りした910号と同型車
 ・Electrico No. 330
 ・1906〜1983
 ・窓を開ける事が出来た為、夏に
  風を入れる事が出来て人気に 
 ・Electrico No. 506
 ・1953〜1985
 ・前側ドアは空気圧により開閉
  後部ドアは鉄製伸縮開閉タイプ
 ・Electrico No. 904
 ・1948〜1991
 ・土佐電に嫁入りしたPINGO DOCE
  カラーの910号のと同型車
リスボン市電 No.571型 リスボン市電(トレーラタイプ) No.101(101〜200)型 リスボン市電博物館
 ・Electrico No. 777
 ・1931〜1996
 ・元々はNo.571の番号だったが
  改修を機にラッキーNo.に
 ・Atlelado No. 101
 ・1950〜1991
 ・他の電車に連結し牽引された
  トレーラタイプの車両  
 ・Electrico No. 904 (左)
 ・Electrico No. 307 (中)
 ・Electrico No. 777 (右)
リスボン市電 No.260(203〜282)型 リスボン市電 No.535(532〜551)型 45馬力 土佐電鉄に嫁入りの533号車は今は愛媛県西条市で隠居中 リスボン市電 No.741(736〜745)型 リスボン市電 No.802(802〜810)型
 ・Electrico No. 260
 ・1901〜1950

 ・Electrico No. 535
 ・1928〜1991
 ・土佐電コカコーラカラー
  533号と同型車
 ・Electrico No. 741
 ・1947〜1988
 ・椅子の座部に麦わらが
  使われた最後の車両
 ・Electrico No. 802
 ・1939〜1983
 ・50年の現役生活の間、
  多くの改造が行われた
<路線バス>

歴代の路線バスの展示もあります。この2階建てバス(ダブルデッカー)、カッコ良いですよね。展示されているバスや路面電車
には実際に乗る事も出来ます(勿論走りませんが)。他にも、第二展示場には、この場所で切符等を印刷していた当時の印刷機
なんかも展示されています。
リスボンの路線バス、ダブルデッカー バスNO.217は、1952〜1982年に活躍 Museu da Carris リスボン市電博物館
 この2階建てバスも人気出そう  このグリーン色も良いね  ありがとう、カリス♪
いや〜、楽しかった!!! これで2.5ユーロとはコストパフォーマンス高いですよ! 大満足でリスボン市電博物館を後にした
ケは、再びリスボン市電15番線に乗ってベレン地区へ行き、パステル・デ・ナタの老舗、Pasteis de Belem パステイス・デ・ベレン
に行き、パステル・デ・ナタを食して大満足の一時を過ごしましたとさ。また行きたいなぁ。

Museu da Carris カリス博物館のHP ←リスボン市電関連のグッズショップもあります。
さらに・・・Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から、
 ・リスボン市電博物館に行って来た その1 ←第一展示場へGO このページに載っていない写真もあるよ♪
 ・リスボン市電博物館に行って来た その2 ←第二展示場へGO このページに載っていない写真もあるよ♪
 ・リスボン市電大集合 ←リスボン市電関連のポルトガル土産が大集合♪
 ・リスボン市電、日本を走る?! ←土佐電鉄に嫁入りしたリスボン市電(コカコーラカラーの533号)に会いに行って来た♪
 ・リスボン市電、日本を走る:910号電車に乗って来た ←土佐電鉄で引退していたリスボン市電が復活♪乗って来た♪
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