＜Marialva＞
９月中旬で葡萄の収穫期。この季節、畑から摘み取って来たばかりの葡萄を満載
にしたトラックやトラクターを良く見かけます。夕方には畑で収穫作業をしたであろう、
労働者を沢山乗せたトラックの姿も。今回マリアルバ村ではワインを作る行程を見学
出来ました。摘みたての葡萄はとても瑞々しかったです。ワインの種類にもよるので
しょうが、ワイン用の葡萄は、あまり美味しくない（食用とは別の種類、完熟させ
ていない）等と勝手に思い込んでいましたが（根拠なし）、おじさんに頂いた葡萄は
そのままレストランでも出せる程甘く美味しかったです。それと驚いたのは、ここの
ワイン（おそらくは、自家用とこの村近郊で消費される）は赤い葡萄と白い葡萄を
一緒に潰して葡萄ジュースにしていました。（これも飲んでみたかった！）。この後
葡萄ジュースはタンクの下から取り出し、隣の樽に入れられて美味しいワインになる
のをじっくり待ちます。
今回はこの倉に有る、一年前に作ったワインを封を開けて飲ませて頂きました。
このワインの美味しい事！「どうだ？美味しいだろう？」と言っているおじさんの顔や
作業を見ていると、本当にワイン、ワイン作りが好きなんだなと感じられました。また
ふと見ると葡萄を潰していれる機械とタンクがポルトガル国旗のカラーに塗られていて、
こんな所にも愛国心が感じられて可愛かったです。
次回この季節に再訪出来るなら、葡萄の収穫と葡萄の足踏み？も体験してみたい
なんて思いました。（だけど一日体験位で十分かな？ちょっと弱気。。。）
*ワインは葡萄ジュースの中に含まれる糖を酵母菌によりアルコール発酵させる為、
デザート用 の葡萄よりも甘い（糖分が多い）葡萄を使うのだそうです。
（１）摘みたての葡萄 （２）赤も白も一緒 （３）よっこいしょ
（４）ガラン、ガラン、ガラン （５）葡萄が一杯！ （６）時々こうやってかき混ぜるんじゃ
（７）ここから出てきて （８）ここで寝かせます （９）今年も良い出来じゃ （１０）乾杯♪
