<SEIA>
Museu do Pao (パン博物館)
コインブラから東へ、バスに乗って一時間半ほどでセイアSeiaの町に到着しました。
エストレーラ山脈登山への入り口になるのか、町にはエストレーラ犬のぬいぐるみを並べた
土産物屋があったり、想像してたより落ち着きのある雰囲気の良い所でした。
ず〜っと行ってみたいと思っていたけど、なにしろ情報の少なかったパン博物館。
しかし、ポルトガル・パンを愛する私たちが行かない訳にはゆかないと、とりあえず向かった
のでありました。
ポルトガルにありがちな、行ったはいいが「え〜っ!閉まってる!!」などの嫌なパタ〜ンを
いろいろ想像してたのですが...着いてビックリ!!
さびれた小さな町の博物館を予想していたのですが、それは広い敷地に建つ立派な建物で、
展示棟や売店、レストランなど、いくつかのしゃれた棟に分かれています。
しかも、駐車場が満車になるほどの大盛況!!(...しかし、その訳は..)
まあ、さっそく展示の方から見て見ましょうと言うことに。
<展示棟>
展示はいくつかの場所に分かれていて、麦を作る所からパンになるまでを、様々な農具等を
使って説明した展示室、パンや麦の生産に関する印刷物の展示室、子供向けの人形を
使った展示室、ポルトガルの各地方特産のパンの展示室...等があり、中々充実した内容でした。
Museu do pao HP
|
|
|
新しくて立派な施設。何棟かに分かれています。 |
博物館まで送迎?汽車型のバスまでありました |
畑でのランチタイム。右はコルクのお弁当箱! |
|
|
|
焼きたてパンお届け〜。パン屋さんの自転車。 |
これぞ本物のロバのパン!?買ってみたい〜! |
お前百までわしゃ九十九まで。今日もパンを焼く。 |
<レストラン>
あの駐車場の混雑は、みんなこのレストランがお目当てだったのでした。
私たちも開店時間すぐに駆け付けたのですが、すでに予約の人で満席。
改めて予約を入れ、しばらく館内で時間をつぶし、ようやく食べる事ができました。
パンと前菜とデザートのビュッフェの他に、肉と魚の主菜が2皿つくのですが、すごいボリューム。
当然食べきれず、主菜は1皿だけにしました。これで16ユーロ(2008年8月現在)。
どの料理もおいしくて、人気の理由がわかります。
ここで食べられる博物館製のパンは売店でも買う事ができます。
※リスボンには博物館の売店の支店があり、博物館で焼いたパンも売っています。
Silva & Feijo Rua dos Bacalhoeiros 117-119
|
|
|
大盛況のレストラン。 |
天井にはパンで作ったシャンデリアが!! |
博物館の工房で焼いたパン。どっしりとした味。 |
|
|
|
ポの郷土料理と博物館製のパン。 |
アローシュ・ドセなど、ポ・デザートのビュッフェ。 |
お会計はこの箱に。これもパンで出来てます。 |