<マラサダを作ろう!! ハワイに伝わるポルトガル文化>
いよいよマラサダを作りに突入です!
お店に行くまでは、てっきり出来上がった生地を揚げるだけなのかと思っていました。
ところがお店の方達は、レシピを作ってくれていたり、まるでお料理教室のように材料を
並べたりと、マラサダの作り方が始めから良く分かるように準備をしてくれていたのです。
きっと、数日前から打ち合わせをし用意してくれたのだろうと思われ、私達は大変感激を
したのでありました。
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マラサダの材料 |
まずはイーストの発酵... |
玉子を割ったり... |
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マッシュポテト。グミグミ。 |
ヘヘヘ〜楽しい〜♪ |
手で豪快に!! |
材料は、強力粉・ドライイースト・玉子・エバミルク・液状バター・砂糖(イースト用)・塩・水、それと...
驚いたのが、マッシュポテトを入れるという事でした。混ぜる時には粉の状態で入れますが、
参考に見せてくれた水で練った物は、堅いと言うか、グミグミとした日本では見かけないタイプの
物でした。生地自体には味付けなどもしません。
そうそう、材料を混ぜる時に「混ぜすぎない」と言うのもポイントで、多少粉の状態で残っていても
良いそうです。
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混ぜ終わった生地を |
この容器で発酵させたら |
揚げる!! |
発酵させた生地を揚げていきます。ワイキキのレナーズのマラサダは、丸いアンドーナツのような形
でしたが、Agnesのはリング型のドーナツの形でした。マラサダにも色々な形があるのですね。
生地をつかみ、親指と人差し指の間からムニュッと出た所を、反対の手でつまんで中心に穴を開けつつ
油に放り投げます。Aliciaさんの見よう見まねでやるのですが、大きく作るのが難しい。
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ほほぅ〜♪ |
こんがりとキツネ色に |
じっくりと揚げます |
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アッツアツに砂糖をまぶして |
こっちはグレーズド(砂糖衣) |
ヤッタ〜♪出来上がり!! |
お店のご主人に、マラサダの他にポルトガル伝来のパンやお菓子についても質問してみましたが、
今では詳しい来歴については良く分からないそうです。ポルトガル移民は様々な地方から来ていたので、
一概に、どこの地域のこのお菓子が原型とは言えないんじゃないかとのご意見でした。
しかし、ポルトガルから伝わったマラサダがハワイの郷土菓子となり、今では海を越えて日本で大人気
になるなんて、ポルトガルが大好きな私達にとってうれしい事であります。
この取材で、念入りな準備をしてくれたお店の方や、忙しい作業をこなしながらも終始暖かい笑顔で
接してくれたAliciaさん、取材の手配から取材の後まで、色々親切にして頂いたモーハワイの皆さん...
私達は、マラサダを作っただけじゃなくって、 Aloha
spirits にも触れられたような気がしたのでした。
Muito Obrigado !!
<復習だ!お家でマラサダを作ろう!!>
せっかく教えて頂いたので、帰国してから早速自宅で作ってみました。
材料は近所のスーパーで全部揃いましたが、あのブリブリ堅いマッシュポテトは無いので、
国産のマッシュポテトに、ちょびっと片栗粉も混ぜてみました。
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材料は揃った! |
豪快に混ぜる!! |
ユルい気がするので粉を(テキトーに)追加投入! |
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なんか .....。 |
← なんとか発酵出来たようなので |
ポイポイと揚げてみましょう |
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おお!意外といい感じ!? |
こんなん出来ましたけど |
ウマイ〜♪フワフワ!まずまずの出来でしょう |
教わったレシピ通りの材料配分だったのですが、ちょっと生地がゆるい気がしたので、
「こんな感じだったよね〜?」と、後はもう手の感覚で...
揚げるまでは失敗か!?と思ったのですが、出来上がりはキメがちょっと荒いものの、
外はサクサク、中はフワフワで初めてにしては中々の出来じゃないかと自画自賛でした。