＜Caminha＞
Caminha カミーニャはポルトガル北部、スペインとの国境をなすミーニョ川が大西洋に注ぐ場所にある中世とルネサンス期
の建物が美しい町です。今回の夏旅はポルトガル北部の旅だったのですが、せっかくの夏なので一箇所はビーチリゾートへ！
と思って選んだのがカミーニャです。ポルトガルの夏は暑いのですが、海岸沿いの町は海からの涼しい風が吹いて過ごし易い
です。それにポルトガル人はビーチリゾートが好きなので、大勢の観光客が集まり、多くの屋台や催しが開催されるなど、毎晩
ちょっとした夏祭りの様な賑わい。この雰囲気、好きなんですよね。以前は夏と言えば、ポルトガル中部の美しいビーチリゾート、
Figueira da Foz フィゲイラ・ダ・フォスが好きで毎年行っていました。フィゲイラは町の目の前に白砂のビーチが広がり、規模が
大きく、とても賑わっているのですが、カミーニャはそれと比べると小粒な感じ。しかし近代的な建物が多いフィゲイラと比べると、
中世の建物が多く残っているカミーニャもポルトガルらしさも味わえて魅力的ですね。そして海岸沿いの町と言えば美味しい
シーフード！町の中には魚市場もあり、新鮮な魚介類が食べられるのも魅力的です。
また、ミーニョ川を挟んで対岸はスペイン。海上に浮かぶ星型要塞や、カミーニャ城跡など、国境の町らしい雰囲気も残って
います。対岸のスペインには１時間に一本フェリーが出ており（所要時間１０分）、船での国境越えも体験できます。カミーニャは
ポルトガルの誇る映画監督マノエル・ド・オリヴェイラの『世界の始まりへの旅』と言う映画のワンシーンの舞台になっており、
対岸のスペインにある建物が修道院の学校として出て来たのですが、その建物も遠目に眺める事が出来ました。
＜アズレージョが美しいカミーニャ駅舎＞
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| アズレージョが美しいカミーニャ駅 |
美しい駅賞・受賞 |
手入れされた花壇 |
ポルトガル鉄道ＣＰの駅は、アズレージョが美しくて有名な駅がいくつかあります。アヴェイロ駅やピニャオン駅が有名です。
今回カミーニャ駅に降りてみてびっくり！この駅もアズレージョで覆われて、大変美しいです。それもそのはず、1950年代を
中心に催されていた。『Concurso das Estacoes Floridas 優雅な駅コンクルール』で３度の受賞を表すプレートが駅舎に
誇らしげに掲げられていました（1958年は優勝しています）。
さらに・・・Ola! Portugal 与茂駄（よもだ）とれしゅ から、アズレージョの美しい駅
・アヴェイロ駅のアズレージョ
・カステロ・デ・ヴィデ駅のアズレージョ
・マルヴァオン駅のアズレージョ
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今は時計台の役割
を果たす城跡 |
木で飾られた内部が
美しい教会 |
テラス
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夏のビーチリゾートの夜は
お祭りの賑わい |
＜ビーチリゾート＞
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富士山の様な美しい山と
白砂のビーチ |
心地よい風が吹く
ポルトガル北部の海岸 |
海上の星型要塞
行ってみたかった！ |
カミーニャ旧市街から２ｋｍ程行った所に、白砂の長いビーチが美しいPraia do Moledo モレード海岸があります。
カミーニャを調べていると、ビーチから見える富士山の様に美しいフォルムの山が間直に見え、これは行ってみたい！
と思いました。それと城好き、城塞好きなので、モレード海岸の沖に浮かぶ星型要塞インスア要塞。ポルトガル北部や
スペイン国境近くには、星型要塞は多く見られるのですが、海上に浮かぶ要塞を見たのはこれが初めて！
今回は残念ながら上陸は果たせなかったのですが、いつか行ってみたいな。
