<Conimbriga>
コインブラ近郊に有る、ケルト人が住み、その後にローマ人が築いた
紀元一世紀頃のイベリア半島最大の都市遺跡です。水路や浴場も有ったと
言う住居跡、保存状態の良い見事なモザイクが有名です。
ゲートを潜り進んで行くと、積み上げた石で囲まれた住居跡が広がっている
風景が目に入って来ます。その住居跡の床には、大きな部屋から小さな部屋
まで、色とりどりの小さな石を並べたモザイクが施されています。模様の繊細さ
と規模の大きさを見ると、気が遠くなりそうですが、当時の人々の豊かな生活
が想像されます。この模様の部屋で、どの様な生活をしていたのか、水路が
巡らされた町の様子はどうだったのか当時の様子を覘いてみたくなってしまい
ます。
併設されている博物館で売られているガイドブックも読んでいるだけで楽しい
ですね。想像図では、城壁で囲まれた町の中心にはコロシアムが有り、
水道橋が伸びている。温泉にも浸かっていた様です。また掲載されている
モザイクの写真からは、象や狩猟用の犬の姿も。タイムマシーンが有ったなら、
ちょっと覘いてみたいです。
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見事なモザイク |
どんな生活をしていたのか |
水路が巡らされた町 |
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50セントを入れると噴水が! |
今も発掘調査中(気が遠くなりそう) |
在りし日のイメージ |
<コニンブリガの遺跡 モザイクコレクション>