<地方の郷土菓子>
ポルトガルの地方を旅している時のお楽しみと言えば、郷土料理/郷土菓子。
レストラン、カフェに入るとなるべく郷土料理を注文する事にしています。
・Pasteis de tentugal :テントゥガル村
(コインブラ近郊):ケ組のお気に入り。コインブラのカフェの店内では、
あちらこちらからテントゥガルを注文する声が。
テントゥガル食べずしてコインブラに行ったと言うなかれ?!・Pasteis de santa clara :コインブラ :薄いパンの様なイースト生地。中にアーモンドの様な餡。
粉砂糖が一杯掛っていますが、餡は甘さ控え目で美味しい。・Ovos Moles de Aveiro :アヴェイロ :貝や魚の形をした、もなかの様な皮に、オヴォシュクリームを
詰めたもの。カフェでは、スプーンでオヴォシュの味見をさせて
から売っていました。味に自信有り!の店。・Bolo de martelo :アマランテ :アマランテの守護聖人は縁結びのゴンサーロ聖人。そのお祭りの
時に売られているのが、このお菓子。はい、あの形です。・Saldinas doces trancoso :トランコーゾ :イワシのお菓子。イワシのチョコレートがけ。では有りません。
なぜあの山村でイワシを模した、チョコレートがけのお菓子が
名菓なのか謎です(笑)・Sericaia :エルヴァス :こちらも修道院で作られたお菓子とのこと。 ・Bolo de mel :マデイラ島 :サトウキビの糖蜜からつくられたケーキ。スパイスの風味が
効いている。
パステイシュ・デ・テントゥガル(右)
パステイシュ・デ・サンタクララ(左)オヴォシュ・モーレシュ ボーロ・デ・マルテーロ サルディーニャス・ドース・
デ・トランコーゾセリカイア ボーロ・デ・メル
・Cristas de Galo :ヴィラ・レアル :鶏の鶏冠(とさか)を模したお菓子。中身は鶏卵素麺系のオボシュ。
博多銘菓の鶏卵素麺も、ポルトガルから伝わったとされる南蛮菓子です。・Covilhetes :ヴィラ・レアル :ヴィラ・レアルの伝統菓子。サクサクのパイの中には、ハンバーグの様な
肉あんが入っていました。香辛料の香りは特にしませんでした。
・Pitos de Santa Luzia :ヴィラ・レアル :ヴィラ・レアルの郷土菓子です。外はサクサクの皮で、中は甘さ控えめの
カボチャ Aboboraの餡がたっぷり入っています。これが美味しかった!
毎年12月13日に、女性から男性に良縁を期待して贈るそうです。・Pastish de Chaves :シャーヴェス :シャーヴェスの郷土菓子。貝を模したパイ生地の中にはひき肉が入った
パイ。幾重にも重なった生地は、パステイシュ・デ・ナタの皮の様な作り方
なんでしょうかね。・Meias luas :ヴィアナ・ド・カステロ :溶かしバターで揚げた生地に粉砂糖のいっぱいかかったヴィアナの銘菓。
中はオヴォシュ系のクリーム。香辛料の香りが強かった。・Manjericos de Viana :ヴィアナ・ド・カステロ :ソフトクリームのコーンの様なモナカに入ったヴィアナのお菓子。これは
聖アントニオの日に愛を告げて贈るのがマンジェリコ(manjerico):小さな
スイートバジルの鉢植を模したものでしょう。クリームの部分は勿論オヴォシュ。
クリスタス・デ・ガロ コヴィレテス ピト・デ・サンタ・ルチア パステイシュ・デ・シャーヴェス メイアシュ・ルーアシュ マンジェリコス・デ・ヴィアナ
さらに・・・Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から、
・クリスマスのお菓子 ←ボーロ・レイ、フィオス・デ・オヴォシュ、ソッパ・ドゥラーダ
・無印の半熟カステラ ←無印良品から「半熟カステラ PAO DE LO」登場
・イワシのお菓子 ←イワシのチョコレートがけ?!
・エッグタルトの元祖、パステル・デ・ナタ ←ベレンの老舗パステイス・デ・ベレンへGO。
・知っとこ!世界の朝ごはん にポルトガル登場 ←「早くキスして」と言う名のお菓子が登場
・ケシュラン三つ星店で、ウサギのカボチャ煮込みを食す ←パン・デ・ローのシロップ漬け?
・シントラとカスカイスのお菓子 ←ケイジャーダやトラヴセイロ、アレイアと言った郷土菓子が一杯♪
・ケシュラン三つ星 ペレイラ村のケイジャーダ ←ポルトガルで一番美味しいケイジャーダを食べに行って来た
・マルヴァオンの栗祭りに行って来た(2) ←栗祭りらしい、甘い栗のお菓子、郷土菓子が大集合です