<Moura>
ベージャから緑豊かな平原をローカルバスに揺られる事2時間ぐらい走った所にある
小さな町モウラ。7世紀も前のイスラム教徒(ムーア人)が残した町並みが残ります。
モウラと言う町の名も「婚約者の死を悲しんで塔から身を投げたイスラム教徒の
領主の娘」にちなんでMoura(ムーア人の娘)と名付けられたそうです。
プラニシエス地方の奥まった位置に有り、ガイドブック等の情報も少ない為、小さな
町を想像していたのですが、思っていたよりは!大きくてちょっとびっくりしました。
町に向かう道中はオリーブの木や牧草地帯といった牧歌的風景が広がり、花の咲
き乱れる春は本当に綺麗なんでしょうね。昔ながらの静かな佇まいの町並みも良い
雰囲気です。
このアレンテージョ地方南部のBeja ベージャ、Serpa セルパ、Moura モウラの
3つの城塞都市を合わせて旅するのも面白いかも。
モウラの町の中でもお気に入りは泊まったホテル。安いPensaoを探したのですが
見つからず、Hotel de Mouraに宿泊。このホテルが良い雰囲気なんですよ!ロビー
の吹き抜けを見上げて見とれてしまいました。ルームキーも重厚で良い感じ。
部屋や建物内を探検してしまいました。朝食を食べる部屋の天井も見事な装飾が
施されていて素適でした。こんなポザーダ級のホテルでしたがお値段はなんと
38ユーロ(’03.1月)。優雅な気分になれた一晩でした。
(モウラ)
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お城跡からの眺め |
美しい町並み |
花に飾られたテラス |
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おやじ2人が行く |
淡い色で良い雰囲気 |
あの部屋に住みたい |
狭い路地が一杯 |
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坂の上の教会 |
夜も良い雰囲気。 |
素適な!ホテル |
ユキのイルミネーションが綺麗 |