<Nazare>
Nazare ナザレは古代フェニキア人によって開かれた漁村で、その名は、聖母マリアの像が
エルサレムのナザレから来た修道士によってもたらされたからとの事。またフランス映画
「過去をもつ愛情」のなかで、ポルトガルの国民的ファド歌手アマリア・ロドリゲスが歌った
「暗いはしけ」で有名となった漁村です。そのイメージが強いのか、ポルトガルの鄙びた漁村を
イメージして行くと、特に夏はポルトガルを代表するバカンス地ですっかり観光地化しているので、
のどかな漁村といったイメージを期待して行くと、少しがっかりするかも。
けれど綺麗な白砂のビーチやビーチ沿いの道路では、沢山の観光客が楽しんでいる傍ら、
古くからの漁村らしく、漁具を修理している漁師、日本の漁村の風景の様に魚を天日干しする姿が
混在となって見られるのが面白いです。また一本裏の路地の家々、ケーブルカーに乗って上った
丘の上の町から見たナザレの町、波の荒い雄大な大西洋に沈む夕日、聖母マリアの奇跡が
起こった礼拝堂、そして美味しい食事(もちろん新鮮な魚介類)等、見所も多いです。
また、ナザレは伝統衣装でも有名。特に女性の7枚重ねの膝丈のスカートは有名ですよね。
この7枚のスカートには、命を掛けて海で生計を立てている漁村の人々の縁起かつぎと言う側面
がある様です。「7」と言う数字は、ポルトガル(西洋)では節目にあたる数だから、と云う事の
ようです。1週間が7日、虹が7色、7つの海。そして7つの波が過ぎると波が静かになる。
と言った事から海に出ている家族の安全を祈願した事が由来との事。
また丈が短いのは、その方がBonito 可愛らしい♪からだとか?!(笑)
(ナザレ)
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ナザレ全景 |
あじの開き。まるで日本の風景。 |
大西洋に沈む夕日 |
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犬と戯れる青年 |
大西洋の波は荒い |
春の海 |
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古い漁船 |
いかにも美味しそう♪ |
ナザレ・レディース |
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雲 |
しぶきを上がる波 |
ぶどうを美味しそうにつまむ |
ドア |
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本来は漁村 |
漁村2 |
観光客が通る道路で |
今日も腕をふるう |
さらに、Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から
・ポルトガルの闘牛 ←ポルトガルの闘牛とは? フォルカドのむちゃっぷりが凄い・・・。