＜Pinhel＞
グアルダから北にローカルバスで１時間程の所にある町。此処は歴史的村々に指定はされて
いませんが、歴史的村々同様スペインの国境近くに有るので古いお城跡が残っていると言う
事で訪ねて来ました。なだらかか低い丘の上に村のシンボルで有るこのお城が有ります。この
城は１４世紀にデニス王が建てたとか。今では２つの塔が残るだけで、お城周辺は整備されて
いて若干趣きが無いですが町並みはとても綺麗でした。印象的だったのは町の建物の外壁の
あちこちに、石造りの大きくて立派な紋章が掲げられていた事。往時は重要な町で有った事が
しのばれます。今はワインで注目されているそうです。
この町に着いたのが１４時過ぎ。さっそくツーリズモを探して宿を聞いたところ、この町には無い
との返事。ここは小さくガイドブックにもほとんど載っていない町です。そう言えばバス停から此処
までしばらく歩きましたが途中１軒見かけたPensaoは潰れていた様子。普段は昼前に着いて宿
を探していたので慣れない事すると駄目かなと。これからグアルダに戻って晩飯前に宿探しかと
少々焦っていると景色も目に入ってこなくなりますね。なんだこの町はと、悪態をつきながら（笑）？
歩いていたら「Pensao→200ｍ」の看板が。駄目元で訪れてみると開いているじゃないですか♪
ようやく荷物を置いてゆっくり町ブラすると、雰囲気の良い町だなぁと。まぁ、人の印象なんて
こんなもんです。今日の教訓、旅はゆとりを持ってのんびりと！です。
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| 緩やかな町並み |
窓枠が印象的でした。 |
２つの塔を背に |
