<Pousada de Sao Francisco (Beja)>
Beja ベージャはリスボンとアルガルヴェ地方の中間に当るのでアレンテージョ地方の交通の要所として栄えてきた古都です。
ポザーダ・デ・サン・フランシスコは、ベージャの町の中心地にあり、1994年にオープンした比較的新しいながらも、Historic
ヒストリック・タイプのポザーダです。元々は13世紀の修道院 Convento de Sao Franciscoサン・フランシスコ修道院の建物
だったそうです。アレンテージョ地方のヒストリック・タイプのポザーダである、エヴォラやエストレモスは歴史を感じさせる建物
なのですが、ベージャのポザーダの正面の佇まいは少し拍子抜けの感じ。クラトのポザーダの様なヒストリック・デザインタイプ
のポザーダだな、と言うのが第一印象。レセプションの奥に、昔は祭壇があり椅子が並べられ、身廊だったのであろう広い
スペースがありました。大理石の床、白い壁だけの空間はシンプル・モダンな感じですが、折角の歴史ある修道院を改修した
ポザーダなので、勿体ない様な気も(この辺は好みもあるのでしょうが)。建物内を探検すると、長い廊下、礼拝堂やフレスコ画
など昔の修道院の面影を見る事が出来ました。
ポザーダ・デ・サン・フランシスコ レセプション 長い廊下 教会の身廊 夜の教会 欧米人には堪らないプール
美しい回廊 白亜の回廊 賑やかなレストラン 礼拝堂 修道院の面影
修復されたフレスコ画オリジナル部分が
分かります。修道院の鐘塔に
登ってみた空が綺麗
<スーペリアルーム>
折角のヒストリックタイプのポザーダだからと、今回は少し贅沢してスーペリアルームにお泊りです。
最近改装したポザーダだけあって、家具や調度品も古い物ではありませんが、広くて落ち着ける感じ。
プールのある庭を眺められる大きな窓の近くにある寝椅子は、少し隔離されていて、のんびりとくつろぐ
には良い感じでした。
落ち着いた雰囲気 ぐうたらソファー 窓 中庭の薔薇
さらに、Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から
・ポルトガル古城巡り:ベージャ城 ←イベリア半島で最も高い望楼がある、ベージャ城の紹介
・レオノール王妃博物館 ←ポルトガルでも指折りの美しさを誇るコンセイサォン女子修道院は必見