<Sabugal>
Sabugal サブガルは、ベイラ・アルタ地方の東部の町です。この地方の中心地、Guarda グアルダから南東方向に
直線距離で約25km、Belmonte ベルモンテから東に約25kmの位置にあります。ポルトガルでもあまりメジャーな
観光地ではないので、交通の便が悪いのが難点。今回はベルモンテから、近郊にある大好きな城塞都市 Sortelha
ソルテーリャに立ち寄りながらタクシーで訪れました。
今回この町を訪れたのは、Castelo de Sabugal カステロ・デ・サブガルを訪れたかったから。サブガルはスペインとの
国境が近い事もあり、立派なお城があります。この城の写真を見て、古城巡り好きのケは是非行きたい!と長年思って
いたのですが、ポルトガルでも僻地にあり、なかなかスケジュールに組み込めなかったんですよね。今回念願かなっての
訪問となりました。
サブガルの旧市街の入り口には17世紀に再建された時計塔が建っています。旧市街の家々は、茶色の石積みの家や
金属製のジャラジャラの暖簾?が入口に下がり、ポルトガル東北部らしい佇まい。倉庫らしき部屋を覗くと、暖炉の着火
に使うのか巨大な松ぼっくりが大量に保管されていました。カステロ・デ・サブガル(サブガル城)はスペイン国境の町
らしく威風堂々の姿を見せてくれます。お城は5つの塔があり、城壁がその塔を結ぶ様に連なっている特徴的な構造。
その特徴的な五角形の形状から、Cinco Quinas (5角の城)と呼ばれています。Cinco Quinasは、「5つの盾」の意味
もあり、これはポルトガル国旗に描かれている5つの青い盾も指しています。国旗の5つの盾の由来はサブガル城とは
関係はなさそうですが、ポルトガルを代表する立派なお城でした。
さらに・・・Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から、
・ポルトガルの羊 ←緑豊かなサブガルの村。旧市街を出たところを流れるコア川の畔ではのどかに羊を放牧する姿が
・サブガルの大衆食堂のランチ ←本日の日替わりランチは「鶏」か「バカリャウ」よ♪
・ポルトガル古城巡り(19)〜カステロ・デ・サブガル〜 ←ポルトガルの城跡巡りの旅シリーズの第19弾です。
・サブガルをぶらり村あるき ←サブガルの村を散歩しました。
・石畳の修理 ←ポルトガルの足元の芸術、石畳の修理現場を大人の社会科見学