Ola! Portugal 〜写真展・ポルトガル北部をめぐる旅〜
Ola!PortugalのHP開設10周年を記念して?!写真展とminiポルトガル雑貨店を2010.11.9〜11.14
愛媛県松山市・萬翠荘で開催しました。
<会場>
展覧会の会場は、愛媛県・松山市の萬翠荘(ばんすいそう)で開催しました。
萬翠荘は、大正11年(1922年)旧松山藩主の子孫にあたる久松
定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が、
別邸として建設したものです。大正浪漫を伝える純フランス風の建物は、当時最高の社交の場
として各界名士が集まり、裕仁親王(後の昭和天皇)も訪れた事があります。萬翠荘は戦禍を免れ、
建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物として、1985年に愛媛県指定有形文化財になりました。
萬翠荘の1階には、謁見の間と晩餐の間の2部屋があり、写真展の会場として借りたのは1階の
晩餐の間です。晩餐の間には水晶を使ったシャンデリアがあり、それは見事で値段もつけられないとか。
戦後進駐したアメリカがこの屋敷を使い、帰国時にこのシャンデリアの水晶を何本か折って記念に
持って帰ったとか・・・。(酷い事をするもんです。欠けた水晶はガラスで修復したとの事)。また部屋の
天井をよく見ると、キラキラ光っているのが分かります。これは水晶の粉をを天井板に吹き付けた物
だそうです。
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謁見の間 |
ハワイから取り寄せた
ステンドグラス |
水晶を使ったシャンデリア |
こぼれる光 |
<展覧会の案内>
展覧会のお知らせやポスター等は手作りでせっせと作りました。
<展覧会の様子>
今回は2010年の夏に旅した、ポルトガル北部の町を中心に紹介しました。
写真は大小含めて、およそ150枚を展示。あれも、これもと選んでるとあっと言う間に、こんな数に。
もっと展示したい写真とかも有ったんですけどね。
写真に合わせて、ミーニョ地方伝統の恋人たちのハンカチやヴィアナド・カステロの刺繍や陶器等の
工芸品の展示をしました。
また最後の3日間は、ポルトガルの民芸品販売「アニキ・ボボ」を開店し、ポルトガルの手作り民芸品を
購入頂きました。
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会場全景 |
ポルトガルの紹介1 |
ポルトガル紹介2 |
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ポルト |
シャーヴェス |
ポヴォア・デ・ヴァルジン |
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ポルトガルのお菓子 |
ヴィアナ・ド・カステロ |
バルセロス |
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ヴィアナの伝統刺繍/刺繍ブラウス |
恋人たちのハンカチと黒衣の花嫁 |
ヴィアナ・ド・カステロの陶器 |
6日間の期間中、一般の観光客も含め1278人(内タヌキ一匹含む!?)の方にご来場頂けました。
(通り過ぎただけの方も含めて・笑)
大勢の方とお話させて頂きましたが、ポルトガルへ行った事があると言う方も結構多く驚きました。
皆さん一様に「良い所でした」とおっしゃられました。
また、お陰さまで「ポルトガル雑貨店・ANIKI-BOBO」も、ポルトガル手作りの民芸品・工芸品が素朴で
可愛らしい♪と中々好評でした。 これらに関しては近い内にHPで紹介出来たらと思っています。
全員が私達の写真展だけが目当ての方ばかりではありませんが、偶然立ち寄り「とても面白い」と
じっくり見て行かれた方や、わざわざ駆けつけて頂いた愛媛在住の「倶楽部ポルトガル」会員の方。
東京や横浜のお知り合いからのご紹介で、愛媛県内外からご来場頂いた方も大勢いらっしゃいました。
スペインツアーに組まれた一日だけので、すっかりポルトガルに魅せられ、将来ポルトガルに住もうと
思っていたけれど、親御さんのお世話で願いかなわず...と言う方がおられました。
歳をとってしまったのでもう行く事は出来ないけれど、今回の写真展を見て、懐かしい、旅行に来たようだった、
とおっしゃって下さいました。新聞の記事を見て、親族の方にわざわざ連れて来てもらったのでした。
大勢の方々に観て頂けて、本当にうれしかったです。
自分達の楽しみで企画した事でしたが、開催して本当に良かったなぁ、と思いました。
ポルトガルへ行った事の無い方にも、見て頂き話を聞いて頂けて、自発的ポルトガル観光大使の役目が
果たせたかと思います(笑)。機会があれば、第二回目の開催も?!
ご来場頂きました皆さま、励ましのお言葉を頂きました皆さま、松山「萬翆荘」の皆さまへ、この場を
お借りしてお礼を申し上げます。
Muito Obrigado!! 、Muito Obrigada!! ケニッシュ&snow-white