<Castelo de Almourol>
Castelo de Almourol カステロ・デ・アルモウロルは、ダヴィンチ・コードにも登場したテンプル騎士団
と所縁があります。テンプル騎士団は、レコンキスタ(キリスト教徒によるイスラム教徒からの国土
回復戦争)の活躍の褒美として、ポルトガルの初代国王アフォンソ・エンリケスからTomar トマール
周辺の土地を与えられました。ポルトガルにおけるテンプル騎士団の本部はトマールに置かれ、
今では世界遺産に指定されているトマールのキリスト修道院を建てました。トマール近郊、テージョ川
の中洲に建つローマ人の城跡に建てられたアルモウロル城もキリスト修道院が完成した2年後の
1171年に完成したお城です。そのため、2つの建物はテンプル騎士団の建造物共通の特徴(主塔を
9つの塔によって守られている、テンプル騎士団の紋章がある等)を持っているそうです。
欧州各地で強大な勢力を持つようになったテンプル騎士団を快く思わないフランス国王により弾圧され、
14世紀に解散させられましたが、ポルトガルではポルトガル国王の援助もありキリスト騎士団として
生まれ変わり、円弧を描いたテンプル騎士団の十字の紋章は、まっすぐになった十字のキリスト騎士団
の紋章に変わり、キリスト騎士団はポルトガル大航海時代を支える存在になったそうです。大航海時代
を導いたエンリケ航海王子はキリスト騎士団の団長でもああり、ポルトガルの帆船には、このまっすぐ
になった十字が掲げられています)。そんなテンプル騎士団に所縁のある古城ですから、テンプル騎士団
の隠し財宝が眠っているとの伝説も有り、実際に発掘調査も行われた事があるそうです。
他にも、このおとぎ話のお城は、巨人伝説/ゴート人とムーア人の悲恋伝説等の伝説の舞台や小説の
舞台にもなったそうです。
前回アルモウロル城を訪れた時には船頭さんが不在で、中洲に建つお城に渡れなかったのですが、
今は川の流れが変わったのか、小舟がなくても浅瀬の岩を越えながら城に入城することが出来ました。
(船も居て、テージョ川からアルモウロルのお城を眺める事も出来ます)
テンプル騎士団ゆかりの城 テージョ川に浮かぶ夢の城 お城からの絶景! あこがれのお城に入城 青い空と城壁 中世にタイムスリップ
ポルトガルの古城 主塔をよく見ると→ テンプル騎士団の紋章 主塔を登れ 出てくるのは
財宝か幽霊か堅固な城塞
高い所大好き
登るぞ〜甲冑を着た兵士が
出てきそう
さらに・・・Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から、
・おとぎ話に出て来るようなお城アルモウロル城 ←さらにアルモウロル城の写真がいっぱい
アルモウロル
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Castelo de Almourol