<Caldas da Rainha>
Caldas da Rainha カルダス・ダ・ライーニャで有名なのは、温泉・陶器・朝市でしょうか。15世紀
ジョアン2世の王妃レオノールの長年癒える事が無かった傷が、この地に湧く硫黄泉によって
治ったそうです。王妃はこの湧水を治療に活用しようとして設立したのが、世界最古と言われる
鉱泉治療病院です。この鉱泉病院とともに町が発展したので、「王妃の湯治場」と言う意味の
カルダス・ダ・ライーニャと言う名が付いたそうです。その後もこの温泉はポルトガルでも重要な
温泉地として歴代国王が保養地として利用したそうです。
また周辺は粘土質の土が豊富に採れる事から、陶磁器作りが盛ん。中でもボルダロ社は
キャベツの食器や伊勢エビをかたどった皿等で有名です。
そしてカルダス周辺は農産物の産地であり、カルダスは交通の要所なので(小さくて可愛らしい
城塞都市、Obidos オビドスに行くのにも高速バスでカルダスまで来て、此処からタクシー等で
行くのにも便利)、賑やかな青空市場が建つのでも有名です。
美しい公園 繁栄が偲ばれます 石畳のモザイク ボルダロのシンボル、蛙
レオノール王妃鉱泉病院 町並みが綺麗 まだまだ現役じゃよ
賑わう青空市場 美味しいわよ〜 うさちゃんの運命は・・・
<Hospital Termal 鉱泉病院>
最近ポルトガルではスパリゾートが流行っている様ですが、基本的には日本の様に娯楽として温泉
に入るのではなく、治療目的で温泉に入る事が多い様です。ポルトガル北部の温泉地、
Chaves シャヴェスも湯治客が多かったです。ですのでポルトガルで温泉に入った経験はまだ無い
んですよね。シャヴェスの飲泉所で温泉水を頂きましたが、これが唯一のポルトガルでの温泉体験。
ここカルダス・ダ・ライーニャにも、鉱泉病院と言う温泉施設があります。名前の通り病院なので
観光地では無いのですが、ちょこっと偵察して来ました。建物の中に入ると硫黄の香りがしました。
病院内には以前温泉が湧いていた泉の跡らしき物はありましたが、温泉が湧いている様な場所は
見当たらす。ただ温泉を使った治療器具として、寝そべった上から温泉がシャワーの様に噴き出す
ベッドが面白かった。建物内には、ロビーやサロンみたいな場所や個室が沢山ありましたから、
そこでは温泉治療を受ける事が出来る様です。一度、ポルトガルの温泉に入ってみたいものです。
鉱泉病院入口 中央奥が泉跡か 長期滞在したい シャワーベッド
<Bordalo Pinheiro ボルダロ・ピニェイロ>
ボルダロ・ピニェイロは、19世紀の陶芸作家・風刺画家であるRafael Bordalo Pinheiro ラファエル・ボルダロ・
ピニェイロがひらいた工房で、ここカルダス・ダ・ライーニャにあります。工房は見学出来ないのですが、工房
に隣接してショップがあり行って来ました。店内にはボルダロのユニークな製品が所狭しと並んでいます。
我々は日本から来ているので持って帰るのが大変!!その点、こちらの人は車で大量にゲット出来るから
羨ましいゾ!
またこの工房にはレストランが併設されており、出される料理にはボルダロのお皿が使われているのかな?
と大変楽しみにして行ったのですが、なんと!!お休み・・・。なんだよな〜あんなに楽しみにして行ったのに。
カルダスはボルダロの御膝元なので、街中にボルダロ製品が一杯!標識が陶器製だったり、バスターミナル
には、ボルダロ社とのバス会社との共同プロジェクトとして、ボルダロのタイルが壁に貼られており、贅沢で
良いですね。
リスボンには、ラファエル・ボルダロ・ピニェイロの作品を集めた美術館もあります。
ボルダロ・ショップ ボルダロに囲まれて♪ 可愛らしい♪
ボルダロの作品に関しては、別途ブログでも詳しく掲載予定♪
さらに・・・Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から、
・ボルダロのバカリャウ ←このバカリャウはボルダロ社の最終ロット?!をゲット。
・ボルダロのツバメ ←ポルトガルでもツバメは大人気。ポルトガル土産、ボルダロのツバメ♪
・ケシュラン三つ星店で、ウサギのカボチャ煮込みを食す ←ポルトガルではうさちゃんも食べます。
・カルダス・ダ・ライーニャの青空市で空を見上げてみると・・・1999年夏 ←ポルトガルでの日食の様子も
・ボルダロの工房に行って来た ←ボルダロの工場併設のショップはお宝が一杯♪
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