<シャヴェス温泉の飲泉所>
Chaves シャヴェスは73℃とヨーロッパで有数の高温の温泉が湧く場所です。日本人は
温泉につかって、極楽極楽♪ですが、ポルトガル人はどの様に温泉を楽しむのか興味
が有りました。ヨーロッパの場合、どちらかと言うと娯楽より療養の比重が高い様ですね。
ここシャヴェスでも湯治客とおぼしき、足を引きずった老人の方の姿をよく見かけました。
今回我々は温泉に入る事は出来なかったのですが、公共の飲泉所で温泉水を頂く事が
出来ました。飲泉所は公園の中にあり、丸いドーム状の建物で周囲の壁からは心地よい
風が吹き込む構造。丸い外周のスロープを降りた先に飲泉所がありました。白衣を着た
女性の方が、備え付けのコップに温泉を汲んで渡してくれるシステム。ここは誰でも無料で
飲む事が出来るので地元の人、湯治客、観光客らがひっきり無しに訪れ、コップに入れた
温泉を受け取り、備え付けの椅子でくつろぎながらゆっくりと飲む事が出来ます。温泉は
少し硫黄の香りがし、味は少し昆布出汁の様な味の温泉でした。源泉が73℃と言う事で、
結構熱かったです。今度は浸かってみたいもんです。
公共の飲泉所 看護師の様な人が汲んでくれます 中にはマイコップをキープしている人も? これがシャヴェスの温泉水 風通しの良いフロアーで一休み 73℃の源泉
<シャヴェス温泉物語>
飲泉所の壁面にアズレージョが飾っていました。その絵柄から勝手に作った、シャヴェス温泉物語。
シャヴェス温泉、
そこは大地の恵みが湧く
奇跡の地今日も怪我をした
若者が足を癒しに。
そして数日後・・・もう足は治ったもんね〜
バイバイ、ありがとうよ〜
シャヴェス温泉もうこんな杖なんか
いらないもんね!
(終劇)
<蒸気機関車博物館>
シャヴェスのCP(ポルトガル国鉄)の路線は今は廃線となっています。アズレージョが飾られた、
立派な昔の駅舎が往時をしのばせます。ここからポルトに向かうバスの中からは沿線上に
同じ様な昔の駅舎跡や、それを改装してカフェ等に使っている姿をよく目にしました。ここChaves
シャヴェス駅のすぐ傍には、博物館があり、2台の蒸気機関車を展示していました。その内の1台、
蒸気機関車の先頭にかっこ良いバイクの様な乗り物が連結してありました。これはどの様に
使われていたんですかね。
昔の駅舎 かっこ良い!! 蒸気機関車
<星形要塞ホテル>
シャーヴェスはスペイン国境が近く、防御上や交通の要所であったためか、町中に3つもの
星形要塞があります(3つも造る必要が有ったのか・・・)
その内の一箇所がホテルに改装しており、今回はここに泊まりました。
星形要塞は他にも以前泊まったVila do Condeにも有りました。ヴィラ・ド・コンデの要塞ホテルの
方が規模が小さく、要塞に泊まっている!と言う感じがして好きでしたが、こちらシャーヴェスの方は
要塞内に教会があったり、西洋人が大好きなプールなんかも新設されていました。
今回折角なので、この要塞ホテルのレストランで食事。特産の生ハム:Presunto de Chaves
プレズント・デ・シャヴェスを頂きました♪ちょっと塩辛かったですが、美味しかったです。
星形要塞跡を利用したホテル 可動式の跳ね橋 城壁 特産の生ハムと郷土菓子
星形の一辺 ホテル内!の教会 ホテル内を探検
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