<Chaves>
以前ポルトガルの最北東部・トラス・オス・モンテス地方のBraganca ブラガンサの
帰り道にこのChaves シャヴェスにバスで寄った事がありました。当時のバス
ターミナルは中心部から少し離れた所の新しい町の中に有ったからか、新しい建物
が目立つ大きな町に思え、あまり魅力に感じなかったのと、バスがシャーヴェスに
立ち寄る少し前に通過したValpacos ヴァルパコスと言う村が牧歌的で気になり、
宿泊の予定を変更してローカルバスで引き返した事が有りました(約10年前)
シャヴェスには、それからの再訪問。前回は全く下調べをせず、バスターミナル
周辺を少し歩いただけで判断してしまいましたが、後日色々調べていると、ローマ
時代の橋や美しい町並み、ポルトガルに湧く温泉、美味しいスモークハム等々、
とても気になる町になっていました。そこで今度はしっかりと歩きたいと常々思って
いましたが、その立地から中々行く機会が有りませんでしたが、今回は
「ポルトガル北部の旅」と言う事で、再訪する事になりました。
シャヴェス旧市街の町並みは、ローマ時代のマイルストーンの有る橋や、ベランダ
の有る家、狭いながら活気のある町並み等、歩いていて面白かったです。スペイン
国境に近いからか、町には小さいながら何故か3箇所も17世紀の星形要塞が有り、
その内の1箇所はホテルに改装されています。
またシャヴェスはヨーロッパで最も温度の高い温泉(73℃)が湧く、ポルトガルで有名な
温泉地。町を歩いていると足の悪い老人の方が多かった様に感じました。その方々が
公園に沿って皆で向かっている方向に付いていくと、この温泉の飲泉所が有りました。
丸いドーム型の建物の奥に源泉が有り、白衣を着た係の方がコップに温泉を入れて
皆さんに配っていました。貰った人々は、丸い建物の壁に沿って並べられている椅子に
座って、飲みながらゆっくりとくつろいでいました。温泉好きなので、次回はこの温泉に
つかってみたい!と思うのでした。
ちなみに、シャヴェスとはポルトガル語で鍵と言う意味。町の紋章にも鍵が用いられて
います。このシャヴェス:鍵と言う言葉。覚えておくと以外と便利な事が。駅やカフェ
のトイレ等鍵が掛ってある場合があり、鍵を借りる必要が有る事も。そんな時には
シャヴェス?!と鍵を廻すゼスチャーです。
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廃墟のペンサオン |
ベランダの有る家 |
シャーヴェス町歩き |
お子様用散髪椅子 |
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ローマ時代の橋 |
橋の真ん中、両側に当時のマイルストーンが鎮座する |
さらに、Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から
・シャヴェスのウマイもの ←シャヴェス特産は、生ハムプレズント・デ・シャヴェス
・サンティアゴ巡礼ポルトガルの道(1) ←大人気、サンチャゴ巡礼ポルトガルの道
・サンティアゴ巡礼ポルトガルの道(2)
・「世界ふしぎ発見」〜ポルトガル幸せ紀行〜の復習:1時限目
・「世界ふしぎ発見」〜ポルトガル幸せ紀行〜の復習:2時限目