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    <Marvao>

Marvao マルヴァオンは、アルト・アレンテージョ地方、Sao Mamede サン・マメーデ山の頂上に築かれた城塞
都市です。麓からこの村を見上げると、独立峯の様な山の頂上にCastelo de Marvao マルヴァオン城の城壁
が見えて、その姿はしびれるばかり。マルヴァオンに向かって山を登り、城壁にある村の小さな入り口に入り
ます。そこからお城へは、村の狭い路地を歩きながら上へ上へと登っていきます。この路地歩きが楽しいん
ですよね。狭い石畳の路地、白壁の可愛らしい家々、壁には『お連れのロバはこちらに』用の鉄輪がついて
いたりします。お土産物屋をのぞきながら登った所には、市立博物館を見学。そして村の一番奥にある
マルヴァオンのお城。このお城の塔に登れば、アレンテージョ地方の大パノラマが楽しめます。

マルヴァオンの歴史は古く、9世紀にイスラム教徒であるムーア人がこの岩山で夜を明かしたのが始まりだ
そうです。その後もイスラム教徒による支配が続いていましたが、ポルトガルの初代国王となるアフォンソ・
エンリケス率いるキリスト騎士団(前身はあのテンプル騎士団)によって奪還されたそうです。ですから、村の
建物には、キリスト騎士団の十字架の紋章が掲げられていたり、お土産屋さんにはキリスト騎士団に関連
するお土産も売っていたりするんですね。それにしても、こんな山頂の村だと、水や食料に困るだろうと思って
いたら、お城に行く途中に、Cisternaと言う地下貯水池がありました。標識のある入り口の先は真っ暗な階段
が降りて行きます。人気(ひとけ)のない、この階段を怖々降りていくと、水が満々と蓄えられていました。今
でも村人はこの水を飲んでいるのでしょうか?村の入り口の有った東側以外は全て崖になっている難攻不落
の城塞都市ですが、お城や城に籠っている防衛隊なんかほっといて、周囲の村を実質支配しちゃえ!と思う
のはケだけ?やはりそんな考えは騎士道に反するのでしょうな。
マルヴァオン ポルトガル写真 ポルトガルの小さな村 鷹の巣と呼ばれる天上の村マルバオン
お連れのロバはこちらに 道端の花壇 細い路地が続く 蛇行
アフォンソ・エンリケスがイスラム教徒を排除 ポルトガル旅行記 Pousada de Santa Maria ポザーダのある村 ポルトガル旅行記:アレンテージョ地方マルヴァオン
静かな町 今日もわんこと一緒 髑髏とマリア様   丸こっろい
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 マルヴァオン城  続く階段、伸びる城壁  夕暮れのマルヴァオン
キリスト騎士団(旧テンプル騎士団)の紋章 ポルトガル:マルヴァオンのクリスマスの風景 ポルトガル ブログ:Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ
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