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<Casa de Mateus>
 
Mateus Rose マテウス・ロゼと言えば、ポルトガルを代表するワインの一つ。
特徴的な形の可愛らしいボトルに入った(ケ的にはリニューアル前の古いデザイン
の方が垢ぬけていなくて好きだったりします)、やや甘口の微炭酸の味わい、
ロゼの美しい色の、このワインを飲んだ事がある方も多いのではないでしょうか。
冷やして飲むと美味しく、あっと言う間にあけてしまいます。
今では世界数十ヶ国以上に輸出されているそうで、以前は日本でも最も入手
しやすいポルトガル・ワインのひとつだったので、よく愛飲していました。
この有名なマテウス・ロゼ(ロゼだけではなく、白もあるんですけどね)のラベル
に描かれているのが、Casa de Mateus マテウス邸(マテウス館)です。
このラベル、見覚えある方も多いのでは?

この有名なマテウス邸ですが、マテウス・ロゼの販売元のソグラベ社とは資本
関係は特に無いとの事で(ラベルの使用権を付与している)、マテウス邸では
独自のワインを作っているところもなんか面白いです。
ポルトガルの誇る輸出量NO.1のワイン、マテウスロゼ ソグラベ社、マテウスワイン(ロゼ、ホワイト) Casa de Mateus カーザ・デ・マテウス:マテウス邸(マテウス館)
マテウス・ロゼ マテウスのラベル 比べるとどうですか?

18世紀前半にイタリア人建築家ニコラウ・ナソーニ(ポルトのクレリゴス教会も、
この方の設計だそうです)により建築された、バロック様式の装飾で埋め尽くされた
美しい邸宅には、今もヴィラ・レアル伯が住んでおり!(これまた凄い)、一部が公開
されています。居住部分は非公開ですがどんな生活をしているのか見てみたい!!
見学は、邸宅内(ガイド付き)+庭園と、庭園のみの種類がありますが、折角なので
邸宅内も見学する事に。ガイドがポルトガル語の班と英語班に分かれて出発。
先にポルトガル語班が出発し、しばらくするとスキンヘッドでTシャツ、短パン姿の
お兄ちゃんがやって来て、彼がガイドだと知り、ちょっとびっくり!
邸内は残念ながら写真撮影不可だったのですが、図書館(プライベートの図書館
なのに蔵書数も多く立派でした)やサロン等を見学。なかなか面白かったです。

イタリア人建築家ニコラウ・ナソーニ設計 ポルトガルのバロック建築の傑作:マテウス邸 ルイス・デ・カモインシスの銅版画
水面に映える姿が美しい バロック様式の至宝 お嬢さん、どうされました?

Vila Real, Portugal : ヴィラ・レアル近郊 17〜18世紀にかけての絵画、『ウズ・ルジアダス』(Os Lusiadas)の稀覯本を収めた図書室あり。 ポルトガルのバロック建築 ポルトガルの装飾タイル、アズレージョ
揺らぐマテウス邸 彫刻で彩られた邸宅 天使たち アズレージョが美しい


マテウス邸の庭の美しさも有名で、邸内見学無しでも楽しめると思います。
マテウス邸の庭園 Casa de Mateusu マテウス邸(マテウス館) 荘園(キンタ)に囲まれた館
美しい庭園 植え込みのアーチ 手入れが大変そう・・・

Casa de Mateusu マテウス邸(マテウス館)は、Vila Real ヴィラ・のレアル中心から3km程
離れた所に立地しています。邸内と庭園の見学が終わったら、外のCafeでタクシーを呼び、
休憩しながら待つ事に。このCafe、さすがマテウス・ロゼの御膝元(実際には、マテウス邸
で作っているのではないのですが)だけあって、大小様々なサイズのマテウス・ロゼが
置いてあり、大人気でした。普段、ポルトガルのレストランではそれ程見かける事は無いん
ですけどね(観光客相手の店を除いては)。


さらに、Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から、
 ・謎の祭壇 Panoias パノイアス ←ポルトガルの他の町の遺跡も紹介
 ・マテウス・ロゼの新ラベル ←ポルトガルワインで最も有名なワインの、お馴染ラベルが変わりました。
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(Vila Real ヴィラ・レアル)
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(Panoias パノイアス

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