<アズレージョ散策>
ポルトガルの街を彩っているのが、装飾タイル:アズレージョです。
アズレージョは14世紀にムーア人が伝えたタイルが起源。これを基にポルトガル独自の
タイル・文化として発展し、今でもポルトガル中の教会やお城、邸宅、駅と言った建築物の
外壁、内壁に見る事が出来ます。ポルトガルのアズレージョの特色は単なる装飾ではなく、
宗教画/歴史画となっている所でしょうか。よく見ると細かい描写がされています。
またポルトガルの風景、アズレージョの色として思い浮かべるのは鮮やかな青と白色。
これは大航海時代の中国の磁器の影響だとか。アズレージョの色にも流行があり、
多色タイルが流行したのは18世紀。当時の国王ジョアン5世が金を連想させる黄色を
取り入れるため、イタリアから釉薬を取り寄せたとか。
リスボンにはアズレージョを販売している店があります。店内には年代別に並べられた
アズレージョが沢山並んでいます。色や材質等で細かく年代分けが出来るそうです。
1750〜1760年物、1760〜1780年物をゲットしました。
骨董店や蚤の市で売られているアズレージョの中には、ロマの様な人達が古い教会や邸宅
から剥がしてきたり、新しいアズレージョに細工をして(古いアズレージョは表面に細かい
ヒビが入っている)売っている物もあるとか・・・。
ポルトには、アズレージョが見事な教会や建物が沢山あります。
では、ポルト・アズレージョ コレクションです。
<アルマス聖堂>
壁面全面が見事なアズレージョに覆われた、Capela das Almas アルマス聖堂。
サンタ・カタリーナ通りの中程にあります。此処のアズレージョは比較的新しく、
ポルト生まれの20世紀の巨匠エドゥアルド・レイテによるものだそうです。
<カルモ教会>
こちらも壁面がアズレージョで覆われた、Igreja do Carmo カルモ教会。
バロック様式の教会も見事です。クレリゴス教会の近く。
<サント・イルデフォンソ教会>
Igreja de Santo Ildefonso サント・イルデフォンソ教会。 バターリャ広場に面しています。
<コングレガドス教会>
サン・ベント駅近くの
Igreja dos ongregados コングレガドス教会。<カテドラル>
Se セ (カテドラル)
<サン・ベント駅>
サン・ベント駅のアズレージョも有名。
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